2025年5月28日(水)に実施しました、株式会社シェイクとの共催セミナー「新しい教育を受けた「新入社員」を迎えるために組織はどう変わるべきなのか?~現在の高校教育の在り方から探るこれからの人材の変化予測と今後の若手育成への示唆~」のアーカイブ配信です。

開催概要

内容
1.今年の新入社員の傾向・特徴について(株式会社シェイク)
  ※4月末時点での「新入社員研修における研修事後アンケート」結果
2.現在の学校教育における学習内容について(株式会社コードタクト)
3.今後の人材の変化予測と若手育成への示唆(株式会社シェイク&株式会社コードタクト)
4.学びの仕組み化を促すための取り組みのご紹介(株式会社シェイク&株式会社コードタクト)

※以下はセミナーページに記載の内容です。

【Z世代が定着する組織の条件とは?】高校教育から新時代の人材像を探り、日本企業の若手育成戦略を考えるためのセミナー

次世代を担う若手の育成と定着をテーマにしたセミナーを2025年5月28日(水)に開催します。

AI活用やDXの進展に伴い、若手人材の確保・育成は組織の成長に不可欠です。しかし、Z世代にとって職場選びの決め手は、待遇や柔軟な働き方だけではありません。「ホワイト離職」や「ゆるやかな退職」といった新たなキャリア観が注目されるように、「成長実感」や「学びの機会」が、若手の組織への定着に大きく影響を与えています。

また、今後社会に出る世代となる高校生に目を向けると、2022年度の学習指導要領改訂により「主体的・対話的な深い学び」の実現に向けて、ICT端末を活用し、一人ひとりが自ら考え、他者と協働するアクティブラーニング※を重視した学びが進められています。そして、大学入試改革により「知識・技能の確実な習得」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性をもって多様な人と協働して学ぶ態度」といった多面的・総合的な評価に入試の評価軸もシフトしました。こうした変化から、生徒は中長期的な視点で進路を考え、準備を行う必要があるため、自分の学びたい方向性を明確にし、大学のミッションやカリキュラムに照らし合わせ進路を選ぶ傾向が強まっています。このような新たな学習経験を積んだ世代が活躍する時代がくる中、企業の育成環境や職場風土は、従来のままというケースも少なくありません。このギャップを埋めるための議論や再構築を今から始める必要があります。本セミナーは、人材育成・組織コンサルティングを行う「シェイク」と、学校現場での学びの支援をルーツに持つ「チームタクト」の共催です。2025年度新入社員の特徴や傾向から、新入社員の成長を効果的なものにするための育成ポイントをお伝えします。また、現代の学校教育の方向性や学びの実践から、今後入社してくる社員の傾向や職場に対して求めるものを探り、彼らが活躍し定着する職場づくりについて考えていきます。

このような方におすすめ!

  • 人事や研修担当者として若手人材像や最新育成・研修動向を知りたい方
  • 短期視点ではなく、中長期を見据えた「人の成長支援」を考えたい方
  • 現在の学校教育が狙っていること、育成したい人材像について興味のある方
  • 若手社員が定着する職場環境づくりをしていきたい方

※アクティブラーニングとは、教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。